YouTubeチャンネルの登録者数を増やすコツが知りたい
チャンネル登録者を無料で増やせる方法はないの?
YouTubeチャンネルを始めてみたものの、登録者数を伸ばす方法がわからず、困っている人は多いのではないでしょうか。
この記事では、YouTubeチャンネルの登録者数を確実に増やす方法・コツ13選を解説しています。
無料でできるものばかりですので、ぜひ実際に試して、チャンネル登録者を増やしていってください。
YouTubeチャンネル登録者を増やす方法・コツ13選
YouTubeチャンネルは当然ですが、大前提としてコンテンツの質が高いことが最重要です。
チャンネル登録者数を増やす方法やコツは重要ですが、小手先のテクニックだけに頼らないように注意してください。
- 専門性の高いチャンネルをつくる
- 視聴者の興味をひくサムネイルにする
- 動画のスタート部分10秒で視聴者の心を掴む
- 動画の更新頻度を増やす
- 動画の初めと終わりにチャンネル登録を促す
- 透かし設定を行う
- 次回動画の予告を入れる
- チャンネル登録ボタンをつくる
- 関連度の高いチャンネルにコメントする
- 視聴者にコメントや「いいね」を促してコミュニケーションをとる
- 再生リストをつくる
- YouTube以外のSNSなどで共有する
- 視聴データを分析・改善を行う
専門性の高いチャンネルをつくる
YouTubeチャンネルは、視聴者にとって有益な情報コンテンツ、専門性の高いチャンネルでなくてはいけません。
なぜなら、ターゲットを絞った専門性の高いチャンネルであれば、YouTubeのしくみ(アルゴリズム)に有利だからです。
例えば、YouTubeでゲーム実況の動画を再生すると、ゲーム関連の動画が並ぶようになったことはありませんか。このようにYouTubeでは、視聴者の傾向をアルゴリズムが把握して、チャンネル動画を提案する機能があります。
そのため、あなたが作成したYouTubeチャンネルに専門性がないと、ターゲットとしているユーザーに動画が届かない可能性があるのです。
そうなれば、動画再生数は伸びず、チャンネル登録者数も当然増えていきません。
「50代男性のための投資チャンネル」など、ターゲットを絞れば、YouTubeや視聴者に認知されやすくなるでしょう。よって、ターゲットを明確にして、専門性の高いチャンネルを作ってください。
視聴者の興味をひくサムネイルにする
すべてのチャンネルにおいて重要ですので、サムネイルをしっかり作りましょう。
なぜなら、視聴者にクリックされる回数(クリック率)が高い動画は、YouTubeからの評価も高くなるからです。
YouTubeの評価が高ければ、インプレッション(視聴者に動画のサムネイルが表示された回数)が伸びます。
このように、サムネイルが良ければ、動画再生数が伸び、チャンネル登録者数が増える可能性が増えるのです。
実際に、サムネイルを改善して、再生数が600回だった動画が1万回に伸びるといった例もあります。
例えば、視聴者の興味をひくサムネイルの基本は以下の通りです。
- 情報量を最低限にする
- 人の写真を入れる
- 文字がハッキリと見えるものにする
また、注意点として、再生回数が多い動画をマネする場合は、参考にするチャンネルを間違えないようにしてください。
よく間違えやすいのは、以下のチャンネルを真似するケースです。
- 人気YouTuberのチャンネル
- 登録者が多いチャンネル
- 自分が目指しているチャンネル
すでに登録者がたくさんいるチャンネルのサムネイルをマネしても、伸びていないあなたのチャンネルでは伸びない可能性があります。
なぜなら、チャンネル登録者に受けるサムネイルを作っている場合が多いからです。
ですので、マネをするなら以下を参考にしてください。
- 同じジャンルのチャンネル
- 登録者が少ない、もしくは中程度のチャンネルの中で再生回数が多い動画
これらをリストアップして、サムネイルをマネすることでクリック率を上げられるので試してみてください。
動画のスタート部分10秒で視聴者の心をつかむ
動画の最初の10秒で、視聴者の心をつかむことが重要です。
なぜなら、視聴者はチャンネル動画のスタート部分で、動画を最後まで見るか判断するからです。
例えば、視聴者の心をつかむ基本的なポイントは3つあります。
- はじめに結論を伝える
- 動画を見るメリット
- 視聴者の興味をひくワードやフレーズを使う
人気のチャンネルはこのポイントを入れています。
結論ファーストが大切です。オチを最後に持ってきてはいけません。
また、動画を見るメリットも重要です。
「この動画を見れば、職場での人間関係に悩まなくなります」など、ハッキリと伝えてください。
視聴者にとってメリットがなければ、すぐに離脱されてしまうので注意しましょう。
さらに、視聴者の興味をひくワードやフレーズを使うのも効果的です。
「億トレーダーが選ぶ10倍銘柄」など、あおり過ぎのフレーズは逆効果になりますが、ターゲットの関心をひくものを選びましょう。
動画の更新頻度を増やす
最低でも週1、2回、動画を更新しましょう。
なぜなら、視聴者がリピートしてくれるようになるほか、YouTubeのアルゴリズムからも評価されやすくなるからです。
毎日動画を更新できるのがベストですが、クオリティが担保できない場合は逆効果となり、登録者が減るリスクがあるので注意してください。
また、動画の更新頻度が多いと以下のメリットがあります。
- チャンネル登録者数や再生数が伸びていると、関連動画に表示されやすくなる
- 視聴者が一度動画を閲覧すると、チャンネル登録しなくてもおすすめ動画が表示されやすくなる
クオリティの高い動画であれば、更新頻度が高くなくても、登録者が増えチャンネルが伸びる可能性が高いです。
質を最優先としながら、更新頻度もある程度確保するバランスが必要です。
まずは継続することが最優先で、クオリティの高いものを上げ続けましょう。
動画のはじめと終わりにチャンネル登録を促す
YouTubeチャンネルの登録者を増やすには、チャンネル登録を促しましょう。
当然ですが、チャンネル登録をしてもらうには視聴者のアクションが必要だからです。
動画のクオリティが高ければ、自発的にチャンネル登録する場合もありますが、まずはこちらからの声かけが重要です。
例えば、人気のチャンネルでは、以下のことを伝えてチャンネル登録を促しています。
- 動画の導入部、終わりの部分で「チャンネル登録をおねがいします」と呼びかける
- チャンネル登録すると、通知が届き、配信動画の見逃しを防げること
- チャンネル登録する視聴者のメリット
シンプルに「チャンネル登録をお願いします」だけでは、視聴者は動いてくれない可能性が高いので注意してください。
「お金にまつわる最新ニュースや、役立つ情報を毎日配信しています」など、視聴者にとってのメリットを提示しましょう。
あおらない程度に「登録しないと損をしますよ」という風に、工夫して伝えるとより効果的です。
透かし設定を行う
透かしとは、動画の右下に表示できるYouTubeチャンネル登録をかんたんに行える便利なアイコンボタンです(上記画像参考)。
設定方法は以下の通りです。
- YouTube Studioにログイン
- 左側にあるメニューの下部にある「カスタマイズ」を選択
- 「ブランディング」を選択
- 「動画の透かし」のアップロードを選択
また、画像は150×150ピクセルがおすすめです。1MB以下のPNG、GIF、BMP、JPEGファイルが使用できます。
なお、表示するタイミングは3つから選べます。
- 動画の最後
- 開始位置の指定(分・秒を指定)
- 動画全体
おすすめは、動画の最後の部分です。視聴者が動画を見終わり、もっと見たいと思っている場合は、チャンネル登録してくれるでしょう。
なお、ピンポイントで動画の途中でも設定できるので、動画内容に応じて使い分けもできるので、ぜひ試してみてください。
次回動画の予告を入れる
動画の終わりに、次回動画の予告を入れると、チャンネル登録者を増やす効果があります。
なぜなら視聴者に、続きが気になる印象を与えられるからです。
また、より効果的な次回予告を作るポイントは以下の通りです。
- 次回配信する動画の内容の概要を伝える
- 視聴者に次回配信する動画のメリットを伝える
- 次回の動画の配信日や時間を伝える
次回の動画テーマが、今回の動画内容と関連が深いと、視聴者がチャンネル登録してくれる可能性が高いでしょう。
リピートしてもらえれば、動画再生数が伸びるため、YouTubeのアルゴリズムで評価されやすくなります。
さらに、次回配信する動画予告をTwitterなどのSNSや、自社サイトなどでも告知しておくと認知度が高まります。
SNSは拡散性があるため、視聴者との接点を増やせるのでおすすめです。
予告を利用して、続きが気になるようにできれば、あなたのYouTubeチャンネルの登録者は増えていくでしょう。
チャンネル登録ボタンをつくる
引用:Hikakin TV
透かし以外の設定でもチャンネル登録ボタンが作れます。
上記画像右上のように、「エンドカード」で関連動画と一緒に表示して目立たせて表示することができます。
最後まで視聴してくれるユーザーは、動画への関心が高く、チャンネル登録してくれる可能性も高いでしょう。
なおエンドカードとは、YouTube動画の最後に表示できる、チャンネル登録や関連動画へ誘導するしくみです。
関連テーマの動画を表示すれば、チャンネル内の回遊率が上がるほか、チャンネル登録を促せるのがメリットです。
チャンネル登録ボタンは、デザインやロゴ、キャラクターなど自由にカスタマイズできます。
チャンネル登録ボタンであることがわかるように、目立たせましょう。
繰り返しになりますが、視聴者のメリットを伝えて、チャンネル登録を促すナレーションをつけるとより効果的です。
関連度の高いチャンネルにコメントする
あなたのYouTubeチャンネルと関連度の高い他のチャンネルにコメントをして、認知度を上げましょう。
なぜなら、視聴者はコメント欄をチェックすることが多いからです。
そのため、関連度の高いチャンネル動画に有益なコメントを残しておけば、視聴者の目に留まりやすくなる可能性があります。
とくに人気のYouTubeチャンネルほど、コメントでの交流は活発です。
さらに、あなたがクオリティの高いチャンネルを運営していれば、コラボ動画など人気のチャンネルと連携した企画に発展する場合もあります。
このように、積極的に交流し、認知度を上げる方法もチャンネル登録者を増やす方法として有効です。
ターゲットの関心が高いチャンネルをリサーチして、ぜひコメントしてみてください。
視聴者にコメントや「いいね」を促してコミュニケーションをとる
YouTubeチャンネルは、動画を配信して視聴者が視聴するだけの場所ではありません。
コメント欄では、動画チャンネル運営者と視聴者が唯一コミュニケーションできる場所でもあります。
地道に視聴者のコメントに返信して、コミュニケーションを行えば、チャンネルのファンになってくれます。
ですので、動画内の終わりに視聴者に「いいね」や感想や質問などのアクションを促しましょう。
登録者が少ないうちは、コメントにできるだけ返信していくと徐々にチャンネルのファンが増えていきます。
とくにビジネス系や勉強系のチャンネルなどでは、視聴者からの質問が多いので、交流を図りやすいでしょう。
意見や感想など、アクションをしてくれる視聴者は、動画への関心が高く、熱心なユーザーですので大切です。
また、コメント欄での交流や対応を見て、新しいファンが増える可能性もあります。
ファンを大切にすることが、長期的にチャンネル登録者を増やすことにつながっていきます。
再生リストをつくる
再生リストとは、チャンネル運営者が自分で配信した動画を、ジャンルや関連テーマごとにまとめることができる機能です。
再生リストを作っておけば、YouTubeチャンネル内を回遊してもらえ、再生回数や再生時間が伸ばせるメリットがあります。
また、視聴者は興味があるテーマの動画を連続して視聴できるため、チャンネルに対しての満足度が高くなるでしょう。
そのため、再生リストを作る際は、視聴者目線で作るのがおすすめです。
例えば、転職ノウハウのチャンネルの場合は
- 自己分析
- 大企業に転職したい方向け
- キャリア形成についてのノウハウ
など、視聴者の属性や目的に合わせたテーマでまとめるとよいでしょう。
このように、無料でかんたんにチャンネル登録者を増やせるコツ・方法ですので、ぜひ試してみてください。
YouTube以外のSNSなどで共有する
別の章で軽く触れましたが、チャンネル登録者を増やすには、YouTube以外のSNSで動画を共有するのがおすすめです。
なぜなら、動画内容が高評価であれば、一気に拡散される場合があるからです。
例えば、SNSで投稿する際は、ハッシュタグをつけて告知するとよいでしょう。
そうすれば、フォロワー以外との接点や新たな視聴者を獲得でき、チャンネル登録につながる可能性が高まるからです。
とくにTwitterは20代が多く、Instagramは20~30代女性、Facebookは30~40代などの傾向があります。
このように、SNSによってユーザー層が違うため、ターゲットに合わせたプラットフォームを選びましょう。
YouTube単体ではなく、SNSを活用すれば、無料で集客ができるのでおすすめです。
視聴データを分析・改善を行う
配信した動画は、視聴データを分析しましょう。YouTubeの公式アナリティクスツールYouTube Studioを使いましょう。
視聴者がどの動画を好んでいるか、離脱時間や視聴継続時間などがわかるため、動画内容の改善に役立ちます。
例えば、分析ツールでは以下の内容が確認できます。
- チャンネル登録者数
- 視聴回数
- チャンネル再生時間
- 視聴者維持率…視聴者がどの時点で離脱したかがわかる
- サムネイルクリック率など多数
動画の現状分析ができるため、視聴者のニーズがわかり、課題を発見できるようになります。
分析ツールを使えば、修正箇所がわかるようになるため、登録者を増やす対策を立てやすくなるのがメリットです。
誰が、どこから入ってて、どれぐらいの時間視聴したかがわかるので、動画配信後は必ず分析を行いましょう。
YouTubeチャンネルの登録者を増やす方法・コツによくある質問
ここでは、YouTubeチャンネルの登録者を増やす方法・コツに関するよくある質問に回答します。
- YouTubeチャンネルの登録者1000人になるまで何ヶ月かかる?
-
半年~1年程度かかります。もちろん、作業量やコンテンツの質によって必要な期間は異なるので、あくまでも一つの目安として考えておくとよいでしょう。
- YouTubeチャンネルの登録者を増やすメリットは?
-
広告収入などの収益化をするチャンスが増える・ブランディングができる・視聴者とのつながりができるなどのメリットがあります。
また、広告収入には条件があります。
- チャンネル登録者数1,000人が必要であること
- 公開されている長尺動画の過去365日間の総再生時間が4,000時間以上など
その他にもチャンネル登録者数500人を超えると自分の商品を紹介できるようになるので、収益化のチャンスが増えます。
YouTubeチャンネルの登録者が増えない原因は?
さまざまな原因があるので、一概には言えませんが、動画の質が低いと再生されません。
また、視聴者にとって有益で質の高い動画だとしても、今回紹介したコツや方法をまったく実施していないと、登録者が伸びない原因になります。
分析やテストを繰り返し、正しい対策を行えば、徐々に登録者数は増えていきます。
まとめ:YouTubeチャンネルの登録者を増やす方法を試そう
YouTubeチャンネルの登録者数を増やすには、専門性の高いチャンネルをつくることが1番重要です。
視聴者のニーズや競合サイトをリサーチして、質の高い動画をまずはつくりましょう。
ただし、1週間や1ヶ月など、短期間で成果が出るものではありません。
視聴者との交流を図り、半年~1年をめどに対策と改善を繰り返していけば、登録者は増えていくでしょう。
ぜひ今回紹介した、方法やコツを実践してみてください。