動画編集って難しそう…
どんなテンプレートを使えばいいんだろう?
動画の編集がしてみたい方にはアプリやサービスが提供しているテンプレートを使うのが簡単。動画編集アプリのテンプレートを活用すれば、初心者でも簡単にプロフェッショナルな動画を作成することが可能です。
そこでこの記事では、動画編集においてテンプレートを活用するメリット、おすすめの動画編集アプリ、最後にテンプレートと一緒に利用することでよりプロフェッショナルな動画に仕上げるためのロイヤリティフリー素材について紹介します。
「動画編集に不安がある」「センス良い動画が作れない」という方は、ぜひ参考にしてみてください。
動画編集のテンプレートってなに?
動画編集は、一からすべて自分で編集する必要はありません。多くの動画編集アプリには、テンプレートが用意されており、初心者でも簡単かつ効率的にプロフェッショナルな動画を作ることができます。
- 初心者でも簡単に高品質な動画編集が可能
- 編集時間の大幅な短縮が可能
テンプレートの活用はシンプルです。選択したテンプレートに自分の動画や写真を追加し、さらにお好みで、テキストを挿入したり、効果音やエフェクトを追加することで、動画編集初心者でもカッコ良い動画を作ることができます。
テンプレートを使った動画例
InstagramのストーリーやTikTokといったSNSでもテンプレートが活用されており、多くの人が無意識のうちに使用しています。
その他のシーンにおいても、テンプレートを使えば、感動的なビデオレターや企業向けのビジネスプレゼンテーションまで、様々な目的の動画を簡単に作成できます。
テンプレートの選択は目的によって異なりますが、目的に応じたテンプレートを上手に活用することで、視聴者の注意を引きつけ、感情・情報を効果的に伝える効果が期待できます。
テンプレートを使う際の注意点
テンプレートを利用する際は、以下の点にご注意ください。
- 目的に適したテンプレートの選択
- テンプレートに依存し過ぎない
- 商用利用可能かどうかを要チェック
例えば、目的に合わないテンプレートを選んでしまった場合、情報がスムーズに視聴者に届かず、期待した効果を得られない可能性があります。
また、テンプレートに依存し過ぎてしまうと、オリジナリティに欠けたありきたりな動画になってしまう可能性があります。そのため、テンプレートを上手に活用しつつ、テキストやエフェクトでカスタマイズを加え、オリジナリティを演出することが大切です。
さらに、作成した動画をYoutubeなどのSNSにアップロードする場合は、利用するテンプレートが商用利用可能かどうかも事前にチェックしておいた方が良いでしょう。
動画編集が簡単にできるテンプレート付きアプリ5選
現在では、誰でも簡単にプロフェッショナルな動画を編集できるアプリがたくさんあります。ここでは、特におすすめのアプリを5つ紹介します。
もし気になるアプリがあれば、ぜひ使ってみてください。
Canva
引用元:canva
Canva(キャンバ)は、アカウント登録するだけで無料で利用可能なグラフィックデザインツールです。動画編集だけでなく、名刺やロゴ作成、ビジネスシーンで使える企画書など、幅広いコンテンツを作成することができます。
- プロのデザイナーが手がけた61万点のテンプレートが利用可
- 写真やイラストなどの無料素材が豊富
- フォントが豊富
- ブラウザ上で利用可能(ソフトのインストール不要)
- AI機能搭載(画像生成、文章作成、音声作成など)
Canvaは、初心者でも簡単に使えるインターフェースと多種多様なテンプレートを備えているため、直観的な操作で動画を作成することができます。
Promeo
引用元:promeo
Promeo(プロメオ)は、テンプレートを使って簡単に動画を作成することを目的に作られた動画編集ツールです。デザインスキルがなくても、テンプレートを利用することで、様々なシーンの動画を作成することができます。
- 20,000種類のテンプレートが利用可
- 利用用途に合ったテンプレートを検索可
- ビジネス向けプロモーションが豊富
例えば、テンプレートを利用することで数クリックで簡単に動画広告を作成することができます。また、Youtubeのオープニング動画もテンプレートを使って時短で作成できるなど、ビジネスでの用途に向いているツールです。
VITA
引用元:VITA
VITA(ビタ)は、完全無料で全ての機能が利用可能な動画編集アプリです。特に若者向けのトレンドを意識したテンプレートが豊富に用意されており、SNSで注目を集める動画を作りたい人におすすめです。
もちろんテンプレートも豊富に用意されているため、誰でも時短かつ簡単に動画編集できます。
- 流行りのショート動画に対応したテンプレートが豊富
- 自撮りアプリSNOWからリリースされたアプリ
- 操作性がシンプルで誰でも直観的に利用可
VITAはSNOWと操作性が似ているため、SNOWを使ったことがある人であれば、画像編集と同じような感覚でトランジションやフィルター、テキストの追加などの動画編集を簡単に行えます。
CapCut
引用元:CapCut
CapCut(キャップカット)は、パソコン用の動画編集ソフトウェアに引けを取らない高度な編集機能を備えたアプリです。TikTokやInstagramリールなど、SNS向けのコンテンツ制作に特に適しており、多くのユーザーに利用されています。
- シンプルかつ直観的インターフェイス
- お洒落なテンプレートが豊富
- TikTokと連携して使える
CapCutは、日常の出来事を記録したい一般ユーザーから、SNSを使ったWebマーケティングを手がけるクリエイターまで、幅広いユーザーに対応しています。
Kinemaster
引用元:KINEMASTER
Kinemaster(キネマスター)は、プロレベルの動画編集が可能なアプリで、高度な機能を多数搭載しています。レイヤーベースの編集、クロマキー合成、トランジションのカスタマイズなど、細部まで編集に拘りたい人におすすめです。
- パソコン編集ソフト並みの豊富な機能
- 他アプリにはない編集機能あり
- 機能性と操作性を兼ね備えた動画編集アプリ
ただし、無料版で作成した動画にはロゴ(ウォーターマーク)が表示されます。Kinemasterプレミアム(1ヶ月450円、年間2,500円)にアップグレードするとロゴ抜きの動画を作成することができます。
初心者でもプロ級の動画を作るテクニック【テンプレート必須】
動画編集は、一から全て自分で編集する必要はありません。テンプレートを使えば、誰でも簡単にプロフェッショナルな動画を作成することができます。
ここでは、初心者でも簡単に高品質な動画を作るテクニックについて紹介します。
テンプレートをそのまま使う
動画編集の最初のステップは、作成する動画の目的に合ったテンプレートを選ぶことです。 動画編集アプリには、動画編集用のテンプレートが用意されているため、これらを有効活用しましょう。
例えば、自社商品を紹介する動画を作りたい場合は、製品の特徴を際立たせるデザインのテンプレートを、教育関連の動画であれば、視覚的に情報を使えられるシンプルなテンプレートを選ぶと良いでしょう。
これらのテンプレートをそのまま使用することで、デザインの一貫性が保たれ、プロフェッショナルな動画を簡単に作成できます。
多くの動画コンテンツを作成したい場合や、動画編集に時間をかけられない場合、またはデザインスキルに自信がない場合など、テンプレートを利用することで時短かつ簡単に高品質の動画を作ることができます。
カスタマイズでオリジナリティを演出
テンプレート動画以上のクオリティに仕上げたい、もしくはオリジナリティを演出したい場合は、テンプレートをベースにしつつ、テキストやエフェクト、トランジション機能などを使ってカスタマイズしましょう。
- フォントや色彩の調整
- 独自の画像・ビデオ・ロゴの挿入
- アニメーションの微調整
- サウンドエフェクトを追加
動画編集アプリには、豊富な編集機能が搭載されています。テンプレートをベースにこれらの機能を活用することで、オリジナリティ溢れるプロフェッショナルな動画を作成できるでしょう。
ロイヤリティフリー素材を使う
自分で撮影した動画だけでも、動画編集ソフトを使えばテンプレートを活用してプロフェッショナルな動画を作ることが可能です。
ただし、よりインパクトがあり、かつ直観的に視聴者を引き付ける動画を作成したいなら、ロイヤルティフリー素材は必要不可欠になるでしょう。
ロイヤリティフリー素材とは、著作権者が使用権を一定の条件下で無制限に提供する画像、ビデオクリップ、音楽トラックなどを指します。つまり、自身で作成した動画に使ってYoutubeなどに公開しても問題ありません。
ロイヤリティフリー素材を利用することで、さらにワンランク上のプロフェッショナルな動画編集が手軽に、かつ効果的に行えるようになります。
動画テンプレートと一緒に使うと便利なロイヤリティフリー素材サイト
「もっとプロフェッショナルな動画に仕上げたい」という場合、高品質なロイヤリティフリー素材を積極的に利用してみましょう。
以下では、テンプレートと一緒に使用することでプロフェッショナルな動画編集に役立つロイヤリティフリー素材サイトを5つ紹介します。
アカウント登録なしでロイヤリティフリー素材をダウンロードできるサイトもあるので、どのような素材があるのかチェックしてみてください。
Pexels
引用元:Pexels
Pexels(ペクセルス)は、高品質な写真と動画を無料で提供しているロイヤリティフリー素材サイトです。アカウント登録なしで誰でも無料でロイヤリティフリー素材をダウンロードできます。
Pixabay
引用元:Pixabay
Pixabay(ピクサベイ)は、4400万点以上の幅広いカテゴリーの写真、動画、音楽の素材を提供している大規模なロイヤリティフリー素材サイトです。アカウント登録なしで誰でも無料でロイヤリティフリー素材をダウンロードできます。
Motion Elements
引用元:Motion Elements
Motion Elements(モーションエレメンツ)は、6,000点以上の無料動画素材を提供するロイヤリティフリー素材サイトです。アニメーション、モーショングラフィックス、音楽トラックなど、プロフェッショナルな動画作成に必要なあらゆるものが揃っています。なお、素材をダウンロードする際は、無料アカウント登録が必要になります。
動画AC
引用元:動画AC
動画ACは、日本国内で人気のあるロイヤリティフリー素材サイトです。特に日本のユーザーに向けたコンテンツが豊富で、無料ダウンロード、加工、商用利用が可能です。なお、素材をダウンロードする際は、無料アカウント登録が必要になります。
Mixkit
引用元:Mixkit
Mixkit(ミックスキット)は、プロカメラマンによって撮影された高品質な動画素材を提供するロイヤリティフリー素材サイトです。もちろん商用利用も可能です。なお、Mixkitは日本語対応していませんが、アカウント登録なしで素材をダウンロードできるので、誰でも簡単に利用できるでしょう。
まとめ:テンプレートを使えば誰でもプロフェッショナルな動画編集ができる!
昨今、各種SNSの普及により動画編集が身近になりました。SNSに魅力的な動画を投稿するために、もっとクオリティの高い動画編集をしたい、と思っている人も多いでしょう。
2024年現在、動画編集アプリのテンプレートを利用することで、動画編集初心者、さらには未経験者でも短時間でプロフェッショナルな動画を作成することができます。
例えば、本ページで紹介した以下5つの動画編集アプリは、初心者から上級者まで、誰もがクオリティの高い動画を作成するのに役立つはずです。
- Canva
- Promeo
- VITA
- CapCut
- Kinemaster
これらの動画編集アプリは誰でも無料で利用でき、テンプレートに少しアレンジを加えることで高品質なオリジナリティの高い動画を作成することができます。
さらに、プロカメラマンにより撮影された画像・動画素材をダウンロードできるロイヤリティフリー素材を使うことで、よりプロフェッショナルで魅力的な動画を作成することも可能です。
- Pexels
- Pixabay
- Motion Elements
- 動画AC
- Mixkit
動画編集は一から全てを自分で行う必要はありません。
動画編集する際は、目的に応じたテンプレートを選び、一部のアレンジを加えること、さらにはロイヤリティフリー素材を活用することで、誰でもプロフェッショナルな動画を手軽にかつ効率的に作成できますね。
「もっと簡単に質の高い動画が作りたい」という方は動画制作やCM制作に強みを持つおすすめの制作会社をまとめている記事もありますのでチェックしてみてください。